ふるさとワーホリの参加者（令和4年度参加者15名と令和5年度参加者21名）の体験記をまとめました。就労体験やホリデープログラム・実際に生活してみて感じた徳島市の魅力を語ってくださっています。
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徳島市ふるさとワーキングホリデー　参加者の声

徳島市ふるさとワーキングホリデーとは？

徳島ではたらき、徳島を知る。

ふるさとワーキングホリデーは、2017年に、日本国内のふるさと地域で始まった取り組み。
都市部、その他県外在住の社会人・学生の皆さんが、思い思いのふるさとに赴き、一定期間働いて収入を得つつ、実際に地域での暮らしを体感していただく事業です。

徳島市ふるさとワーキングホリデーの滞在期間は１週間から最大２週間。
滞在中に得られるのは仕事における収入だけではありません。
職場の人をはじめ地域の方々とのふれあいを通じて、通常の観光では得られない感動や体感を味わうことができます。

都市部の若者が抱く「社会・地域貢献への想い」と地域住民が抱く「地域の関係人口を増やしたい」という２つの想いを結びます。

就労体験の様子

令和４年度の徳島市ふるさとワーホリには、全国各地から５０名を超える問い合わせがあり、募集定員である１５名が徳島市を訪れました。

人気となったポイントの１つは伝統産業の事業所での受入が始まったことです。
徳島市は、古くは城下町として栄えた歴史ある土地であり、現在まで脈々と伝統文化が受け継がれています。特に藍染産業と木工産業は全国的に見ても非常に盛んな地域で、今日でも市内には多くの事業所が建っています。
令和４年度は、藍染と木工の２産業から１０団体、保育施設３団体の計１３団体で募集が行われました。

ホリデープログラムの様子

ふるさとワーホリは、ただの就労体験ではなく実際に地域での暮らしを体感していただく事業です。
そのため、徳島市ふるさとワーホリでは休日を活用して、事務局スタッフが徳島市内を案内するホリデープログラムを実施しています。

参加者ひとり一人に行ってみたい場所・興味のあるジャンルを聞き取った上で、おススメのプランを提案しています。

滞在中には地元の人との交流も

滞在中には地元の人たちの交流も多々ありました。知らない土地での滞在は不安なことも多くあるかと思いますが、徳島市民の皆様が暖かく受け入れてくれました。

参加者の声

「伝統文化の大変さを知りました。今回体験してみて己との戦いだなと感じました。いい色を出すには、忍耐力・長年の技術が必要です。貴重な体験ができて良かったです。」（藍染事業所で就労）

「自分の知らなかった世界を見ることができ、とても面白かったです。社長をはじめたくさんの従業員の方が気にかけて下さり、何の知識もない私に椅子づくりのこと、また徳島県についてもたくさん教えてくださりました。」（木工事業所で就労）

「普通の旅行と違って、思い入れのある地になるし、どんな人がいる町なのか、イメージがつきやすかったです。人との繋がりができると、また徳島に行きたい理由ができて、私自身も関係人口になりそうです。」（藍染事業所、木工事業所で就労）

「普段の生活では体験できないようなことを体験できたし、なにより藍染が体験できたので良かったです。」（藍染事業所で就労）

「藍染や木工技術など、自分の人生の中で経験したことがない産業をやってみたいと思い参加しました。」（藍染事業所、木工事業所で就労）

「とても有意義な毎日を過ごさせて頂きました。徳島の伝統文化にたくさん触れさせて頂き、現地の方とも深い交流をさせて頂き、街の雰囲気も感じることができて、移住へのイメージがわきました。」（藍染事業所で就労）