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イベント

第三回徳島市移住者交流会in東新町商店街を開催しました

移住した方の横のつながり作りを目的に開催

 徳島に移住した方の横のつながりや情報交換の場を提供することを目的に、第三回徳島市移住者交流会in東新町商店街を、2月5日(日曜日)に徳島市東新町のミンナノバ ミツシカで開催しましたので、当日の様子をレポートします。
 
 「徳島市に移住してきたけど、あまり知り合いがいない。」「徳島市への移住を検討しているので、実際に移住した人のリアルな声を聞いてみたい。」といった方などは、こちらの記事を参考にして、ぜひ次回ご参加ください。

イベント概要

開催日時:2023年2月5日(日曜日) 15時30分~18時
開催場所:ミンナノバ ミツシカ(徳島市東新町)
概要:
(1)トークセッション「We Love 東新町」
 徳島市中心街の活性化にチャレンジするゲストをお迎えし、それぞれの活動や東新町のまちづくりについてお話いただきました。
〈登壇者〉
・NPO法人びざん大学・理事長 長谷川晋理 氏
・BlueKnot株式会社・代表取締役 伊澤昌高 氏
(2)移住者交流会 あったかおでんを囲んで
 ゲストのお二人を交えて、参加者による自己紹介や交流を行いました。話のお供として移住センターからは、徳島市の名産品を詰め込んだおでんを振る舞いました。

トークセッション「We Love 東新町」

徳島市の商業の中心地「東新町商店街」とは?

 イベントの様子をお伝えする前に、今回のテーマでもある東新町商店街について説明させていただきます。
 徳島藩祖・蜂須賀家政が、商人を集めたのが始まりで、1630年(寛永7年)頃には内町と並ぶ徳島一の商店街として栄えていた東新町。1970年代が全盛期とされ、1974年(昭和49年)には休日の歩行者数が約4万人を数えているなど、賑わいを見せていました。
 長きに渡り徳島市の商業の中心地として栄えていましたが、徐々にシャッター商店街へと変わりつつあります。それでも、現在においてもアーケードが完備されており、映画館や飲食店、小売店が立ち並び、近年は新たな風が吹きつつあります。

東新町活性化にチャレンジするゲストのお二人

 今回ご登壇いただいた長谷川さんと伊澤さんは、お二人とも東新町商店街に店舗を構えています。
 長谷川さんは2010年に徳島市に移住し、ご家族が東新町で営んでいた雑貨屋を手伝い始めました。事業の傍ら、支える阿呆として阿波おどり期間中の東新町のまちづくり等に携わりました。その後は、チュロス屋として事業を行いつつも徳島市のまちづくり活動にのめり込み、徳島の地域活動に国際ボランティアを招き入れ、住民と外国人ボランティアが一緒になって取り組む地域づくりを実施しています。
 
 伊澤さんは2021年に徳島市に移住しました。今回の会場である東新町商店街入口付近、阿波銀行前に構えられた店舗「ミンナノバ ミツシカ」の運営責任者を勤めており、独立して自分のお店を出したい方、副業で新しいことにチャレンジしたい方などにおすすめなシェアキッチン/レンタルスペースとして提供されています。また、「シャッター商店街に灯を」をコンセプトに東新町の再活性化に取り組んでいます。

徳島市中心街の活性化に関するトークセッション

トークセッションでは、3つのテーマを軸に徳島市中心街の活性化にチャレンジするお二人ならではのお話を伺いました。それぞれのテーマについて参加者からの質問を交えて紹介させていただきます。

(1)「東新町に足りないのは「〇〇」だ!
 かつて程の人通りは無い今の東新町ですが、住む人や店舗の人との繋がりは暖かく満足していると話すお二人。「強いて言うなら、移住者が足りない!」と伊澤さんが言い放つと、会場は笑いに包まれました。

(2)「ぶっちゃけまちづくり活動って儲かるの?
 「ぶっちゃけ、儲かりはしない」と言うのはボランティア活動を中心にしている長谷川さん。しかし、人と人の繋がりを活用していくと、お得になることは多々あるとも強調しました。店舗の二階で生活していたという伊澤さんは、「それでも近所の方が野菜を届けてくれたりするのでありがたい」と話していました。

(3)「今後の活動 あれする、これする。
 藍場浜公園で藍の葉を育てている長谷川さんに対して、伊澤さんが藍の葉茶などの商品を一緒に作りませんか、との提案が投げかけられました。常に何か面白いことを仕掛けていこうという姿勢を垣間見た瞬間でした。
 お二人が知り合ったのはほんの1年前との事ですが、同じく東新町商店街からにぎわい創出に挑む両人の結びつきはこれから更に強くなりそうな予感です。

移住者交流会 あったかおでんを囲んで 

徳島市のうまいもんをたくさん詰め込んだおでん

 徳島市移住交流支援センタースタッフからは交流のお供としておでんを提供させていただき、参加者からは好評の声をいただきました!具材は阿波牛の牛スジや笹田蒲鉾店のひら天など、徳島産の物にこだわりました。
 おでんをほおばりながら、話に花を咲かせる参加者たち。トークセッションゲストのお2人への質問も飛び交い、移住者ならではの町の活性化についてのアイデアも出たようです。

移住者交流会を終えて

参加者の声

ご参加いただいた皆さまの声をいくつかご紹介させていただきます。
◆参加者の声(1)
女性(20代)「2回目の参加になります。気さくなお2人のお話は、ユーモアたっぷりで楽しめました。」
◆参加者の声(2)
男性(60代)「商店街の活性化のお話でしたが、全国的に商店街は苦戦していると思います。今までと同じでは先細るだけです。文化を導入して、人を集めるのはどうでしょうか?」
◆参加者の声(3)
女性(20代)「新町での車のいらない生活というのは、高齢により車の免許を返納をして生活に不便が生まれた人達には魅力的に感じそうだな~と私は想像しました。」

今後も皆さんのご参加をお待ちしております。

 徳島市移住交流支援センターでは、今後も移住者交流会を開催していきます。
 開催情報はHPや徳島市移住交流支援センター公式SNS等で発信しますので、ぜひご確認いただければと思います。

(移住交流支援センター 宮本)

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